中性脂肪と内臓脂肪の関係

年を重ねるごとに、自分の体のあちこちの「たるみ」やお腹周り、足まわりが気になってくるものです。
定期検診の度にビクビクしながら診断を受け取る人も多いのではないでしょうか。

 

そんな皆さんが特に心配するキーワードとして「中性脂肪値」が挙げられますよね。

 

しかしながら、脂肪一つといえども、巷では「内臓脂肪」や「皮下脂肪」という単語もあって、なんだかその違いがよく分からないまま適当な情報に振り回されている人もいるのではないかと思います。今回は「中性脂肪」「内臓脂肪」「皮下脂肪」の違いや関係性について迫っていこうと思います。

 

中性脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪は体内に蓄積した脂肪という観点で考えると共通しています。

 

「中性脂肪」は専門的にいうと「トリグリセリド」ともという脂質)を指します。
日々摂取した炭水化物や脂肪の余剰分を体内に蓄積させる形に変換を重ねた結果、中性脂肪として貯蓄されていきます。
また中性脂肪は、肝臓に蓄積されたブドウ糖によって体内で生成される、ケースもあります。
「中性」脂肪の名前の「中性」は、中性脂肪の構成要素にあります。
中性脂肪は三つの脂肪酸とグリセロール(グリセリン)が結合して、酸性が失われ「中性の」状態となっているためです。
その中性脂肪が特に内臓の周囲やすき間についた場合、「内臓脂肪」と言います。
また、皮膚の下の組織中に脂肪を溜め込んだ脂肪細胞が集中し蓄積した状態を「皮下脂肪」といいます。

 

皮下脂肪は皮膚をつまんだらたるみがわかる!などといった見た目から判断がつきやすい脂肪ですが、内臓脂肪に関してはそう簡単に判断かつきません。
また、一般的に言うと、内臓脂肪は男性に蓄積しやすく、皮下脂肪は女性に蓄積しやすい脂肪ということになっています。

 

したがって、男性の肥満型に多いのは「内臓脂肪型肥満」という、お腹回りを中心に脂肪がつきやすい肥満です。別名「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。
その一方で女性の肥満型に多いのは「皮下脂肪型肥満」という、お尻や太ももなど下半身に脂肪がつきやすい肥満です。別名「洋ナシ型肥満」とも言われています。